2012年3月9日金曜日

675 画像

ハート島。

674 男どもよ!

男どもよ! 間違っても、このような女性に捕まるな。
まかり間違ってつかまると、なんで私が貧乏な人生を続けなければならないんだ、
と言い続けられる。
結婚しない女性が増えているというが、原因の根本は、結婚に対する金の比重が、
以前とは格段に違うようだ。
このような世代に生まれなくて幸せだった・・

673 誘いかけ

しばらく飲んでいたが、またこんどは、別の方向で、星を見に行くという。
姉御役と思われる一人が、どうも自信がない。
こんどこそ間違いなく、金、金を5連発してやると、立ち上がって行った。
こら! この若さで、まだまだ人生を開き直ることないだろ、といったが、どう
も耳に入らないようだ。
スレた様子からみて、この二人の女性は、再度星を見に行くと言って、周りの男
の子が、いっしょについてくるのではないかと、誘いをかけしているように見え
たが、男はだれ一人として、ついていかなかった。

672 金、金、金〜

年頃の女性なので、さぞかし、流れ星に、ロマンチックな想いを寄せたのでは、
と尋ねると。「もちろん、お願いごとしたわよ」
何をお願いしたのと聞くと、もちろんお金よ、と即座に言ってのけ、隣の子もう
なずいていた。
「おじさん知らないの、流れ星に、金、金を5回連発できると、金持ちになれる
のよ」
・・・・
今の若者の考え方には、夢もロマンもへったくれもない。

671 流れ星

南の島の夜、雲一つない晴天、まれに見る、星空の美しい夜の出来事。
民宿の庭で、観光客、14、5人と輪になって酒を飲んでいると、年の頃、30
歳を越したばかりと思われる女性の二人連れがいた。
きれいな星空を海岸で、見てくると二人は、出かけた。
しばらくして、きれいな星空が見れてよかったと帰ってきた。
流れ星、見えた、と聞くと、すごい大きな流れ星が、何個も見えた、との事だ。

670 真っ赤に燃えた真美のハート

もっとお父さんに、甘えた方がいいよ、というと、2週間後に、島を離れるけど、
島のこと、一生忘れないから、と明るい。笑顔だった。
群馬へ帰ったら、お見合いをして、いい人見つけな、というと、コックリうなず
き、私必ずいい人見つけて、もう一度島へ来るから、と自信に溢れた少女の笑顔
が返ってきた。
この島は、見事なハートの形をしている。なぜか、この島に滞在すると、心が落
ち着き、癒されるという。
真っ赤に燃えた真美のハート、きっといい人が見つかるであろう。

GO670 真っ赤に燃えた真美のハート

もっとお父さんに、甘えた方がいいよ、というと、2週間後に、島を離れるけど、
島のこと、一生忘れないから、と明るい。笑顔だった。
群馬へ帰ったら、お見合いをして、いい人見つけな、というと、コックリうなず
き、私必ずいい人見つけて、もう一度島へ来るから、と自信に溢れた少女の笑顔
が返ってきた。
この島は、見事なハートの形をしている。なぜか、この島に滞在すると、心が落
ち着き、癒されるという。
真っ赤に燃えた真美のハート、きっといい人が見つかるであろう。

669 地獄耳

パーティーから、数日後、港であったので、声をかけた。
先日、群馬から、お父さんが、きたんだって、と聞くと、
え! ええ!!、誰から!、誰から聞いたの、私お父さんが島にきたこと誰にも
言ってないのに、とびっくりしていた。
おじさん、地獄耳だから、何でも知ってるよ、というと、観念したのか、皆さん、
島の良い人に出会えたこと、一生忘れないよと、笑顔で答えていた。
真美ちゃんのお父さん、本当に心配で、仕事を休んで、高い飛行機代出して、様
子を見に来たんだぞ。

668 あしらう

しかし来た当時、どうみても暗いイメージで、いわくありげというか、幽霊が背
中にハビリついているのではないか、今にも、岩から飛び降り自殺をしそうな暗
さを持っていた。
それが、1年たった今は、これほど変身できるかと思われるくらいの明るさがと
り戻ってきた。
誕生パーティーでも、同年代の島の独身男性が言いよってきても「私はあんたと
なんか絶対結婚しないから、あっちへ行け」、と脳天からの高笑い、明るく、軽
く、相手に不快感を与えずに、あしらう。
誰もがびっくりするような変身ぶりである。

667 ファッションモデル?

初めてではあったが、びっくりするような珍、新味だ。
醤油は使わず、ポテトチップスの塩気と、その上に乗った豆腐をほおばる。
これほどの珍味があるのかと思われる、見事なケーキ。
島の若者たちのアイディア、感性には驚かされた。
真美ちゃんが、この島へ流れ着いたのは、1年前であった。
スタイル、プロポーションは抜群で、目鼻だちも、はっきりしており、ファッシ
ョンモデルとしても通用する、均整のとれた容姿である。

666 豆腐

何と、気がつかなかったが、目の前にあるのは、ケーキではなく、実は、豆腐だ
ったのである。
島に、ケーキがないので、出来立ての豆腐が、ケーキに早変わり。
よく見ると、豆腐の横には、波形のポテトチップスが刺さって、デコレーション
されている。立派なケーキに見えるのである。
そして、真美ちゃんは、ポテトチップスに、スプーンで豆腐を乗せ、まず口へ運
び、ありがとうと、みんなにお礼をし、そして、次から次と、ポテトチップスに、
豆腐を乗せ、みんなに配った。

2012年3月8日木曜日

665 ケーキカット

この島にはない料理で、石垣島より、取り寄せたばかりだという。
何か祝い事でもあるのかと聞くと、真美ちゃんの27歳の誕生祝だとのことだ。
しばらくして、真美を席に座らせると、電気が切られ真っ暗闇。入り口から、若
者が、タンタータタン、タンタータタンと、出来立てのケーキだ、といって入っ
てきた。
ろうそくがともされ、バースデーの歌が流れ、真美ちゃんが、ろうそくの火を消
すとあかりが点けられ、拍手喝采。
そして、ケーキカットの合図に、大きなスプーンが、真美に渡された。

664 真美ちゃん

島に昼間は軽食、夜は飲み屋になる、小さな店がある。
ヘルパーとして23歳の娘と27歳の真美(仮名)ちゃんが、昼夜交代で働いて
いる。
真美ちゃんは、ひかるの娘と同じ名前なので、いつも呼び捨てにし、かわいがっ
ている。
真美も、ひかるのことを父親の如く、親しくしてくれている。
夕方7時頃、店に行くと島の牧場をやっている青年たちが、5人ほど集まってい
た。
隅っこの二人掛けのテーブルに座ると、青年たちが手招きをするので同席すると、
何とテーブルには寿司と焼き鳥、串焼きが所狭しと豪勢に並べられている。

663 牛飼い魂

3度ある事は、4度ない、とまたまたトタン板を拾い集めている。
もうトタン板は、屋根の役をなさない。やめた方が良い、と言ってやりたいとこ
ろだが、、じいさんは意地なのか、やり遂げる。
来年も台風は来るだろうに・・・
おばあちゃん、決して咎めるでないぞ。
きっと来年の夏休みには、孫が島へ来、おじいちゃんの肩を揉んでくれることだ
ろう。
それにしても、80歳の年で屋根に上り、一人でトタンを引っ張りあげ組み立て
ていく。牛飼い魂は、見上げたものである。
誰にも真似出来ない事だ。

662 執念

80歳の年寄りが一人で屋根に上り、ロープでトタンを釣り上げ、組上げていく。
その執念には、周りもびっくりした。
ところが、ところがである。やっと組み上げた突端、10月6日に、またまた超
大型台風が、島を襲ったのである。
当然、あっという間に、またトタン屋根は吹き飛ばされてしまった。
80歳の高齢だ。
周りも声のかけようがない。
手助けを申し入れても、源一じいさんは、決して、頭を縦に振らない。